皆さまこんにちは。
ちょっと間が空いてしまいましたが、キッチンの棚DIYをしっかり進行させていてやっと完成しましたのでご報告させて下さい。私のDIY2作品目でございます。
さて、前回は脚の部分の塗装を途中までやりました。振り返りをご覧下さい。
シンプソン金具RTC2Zで組み付け
側面に使う部分もカットして塗装しました。赤丸の部分に使う予定です。
次に塗装した2×4を組んでみます。下の方で3カ所を繋ぎ合わせるんですが後でひっくり返して上に天板を載せます。今は組みやすいように下側に向けています。
違う角度で見るとこうです。
内側はこんな感じ。
ここにシンプソン金具RTC2Zをはめ込みます。赤丸の4か所。
上からストンと落とす。2×4用に作ってある金具なのでピッタリはまるようになってます。
はい、綺麗にはまりました。気持ちいい瞬間ですここは。
違う角度。頑丈な作りなのでこれならしっかり固定してくれるでしょう。
ネジはシンプソン金具専用のを使います。ちょっと価格は高いんですが、このネジのいいところは頑丈でナメらない☝。インパクトドライバーで締めてもネジ山の形が変わらないので完成したときに綺麗な見た目に仕上がります。特に室内で使うモノを作るときはネジ1本でもナメってたら目立つので、これはそんな心配を無くしてくれるネジで絶対に使った方がいいです。
ヘッドが大きくゴツくてアメリカっぽいですよね☺ インパクトでガリガリやってもちょっとやそっとじゃナメらない。高いだけありますわ。
さぁではネジを入れていきましょう。真っ直ぐ入るようにドリルで下穴を開けていきます。
画像のネジは少し斜めに写ってますが固定するときは真っ直ぐに入れました。
とりあえず4か所仮り固定して立たせてみました。最初の方で説明したんですがひっくり返して上に天板を載せます。ん~形が見えてきていいですね。無骨な金具がまた頑丈さを演出してくれてていいじゃないすか。
室内に運んで設置場所に置いてみたところ寸法もピッタリでいい感じです。早く完成させたいなぁ。これさえ出来ればこのごちゃごちゃした所をスッキリさせれるでしょう。
シンプソン金具RTA12で固定
シンプソンのRTA12。木材を直角に接合する用の金具です。
前2か所、後ろ4か所をこれで固定します。
こういう風に2本の木材を繋ぎ合わせて固定します。
ここでちょっとブレイクタイム。この日は自分の誕生日だったのでケーキの差し入れがありました。俺の好きなモンブラン。甘い、美味い😋
天板の作成&取り付け
天板を作る工程としてはまず塗装前のヤスリがけ、塗装、ニス仕上げがあります。ヤスリがけはサンダーでバリ取り、切断面の面取りを行い次の塗装を綺麗に行うための下準備になります。
サンダーに使用するヤスリは目の粗い#240→400→800と変えて行くといいです。数字が大きくなるほど目が細かくなっていくので徐々に表面を滑らかにしていくイメージです。サンダーの先端が丸くなっている所を押さえて力を入れるとよく削れるんですが力加減はほどほどに。目の粗いヤスリだと結構削れてくるので注意が必要です。最後に乾いたタオルなどで表面の木屑を落としたら塗装前の下準備完成‼
塗料は水性のライトオークを使います。ホームセンターで似たような色がいっぱいあるんですが家の中に置いてもあまり目立たなそうなのでこれを選びました。


水性なのですぐ乾きます。私は外で塗りましたが天板は見える部分なので無風の虫とかいない環境で塗るといいです。油断すると小さい虫がいつの間にかくっついてたりするのでよく見ながらやりました。


天板塗装が完了し次のニスを塗る前に場所を室内に移します。ニスは最後の工程になるので、より埃や虫が付かない所がいいので場所を室内にしました。油性ニスなので結構匂いがすると思うんですが仕方ない。換気をしっかり行うように気を付けました。
ところで、画像の一番右側の赤い部分の天板なんですがこのテーブルの規格が10000×4150なので2×4材(380×890)だと4本と後590mmの木材が必要になります。ホームセンターで2×4を縦に切れるか確認したところ出来ないという回答が。。どうしようか悩んでたんですが結局ノコギリを使って地道に縦に切ることにしました。
1mを自力で切るのって大変😅腕がパンパンになるので2日に分けてやることに。
電ノコが入らないので地道に切っていきます。でも頑張れば結構切れるもんです。
最後大きいバリが出来ちゃいましたが仕方ない。後からサンダーでしっかり削りました。
次にこのダボ錐(キリと読みます) 10mmをインパクトに取り付けてダボ穴を天板に開けて行きます。
写真は完成後に撮った奴なんですが、天板の手前側に丸い穴があって少し色が変わっていますよね。この部分の作成風景に入ります。
まず2×4定規でダボ穴を開けるところに印を付けていきます。


そしてインパクトドライバーに錐を取り付けて穴を開けます。結構簡単に開いてしまうのでゆっくりドリルを回した方がいいです。


ここに通常のビスを入れて天板を固定します。
そしてダボ穴を開けた所を今度は塞いでいきます。10mm径の丸い棒が売ってるんでノコギリで切って穴の深さに対して丁度良い長さにします。穴に入りずらい場合はカッターで先端を少し切って入りやすいように加工しましょう。



このようにダボ穴にはめてヤスリで削って平らにします。



次に油性ニスを塗るんですがその前に下面にフェルトを貼って棚を動かしやすくしておきます。室内で塗装するときは狭いので体を動かすのとモノ自体を移動させた方が作業し易くなりますからね。フェルトを貼っておけばスーっと動くので手が離せないニス塗りの最中に少し手前に持ってきたいなぁ何て場面もきっとあるでしょうから。


油性ニスで仕上げ
さぁいよいよラストの工程。油性ニスを塗って仕上げましょう。ニスはこのままだと濃いので薄め液で少し緩くします。大体ニス8 : 2薄め液の割合です。使い捨てできるように10パック入りの容器も買いました。
では早速塗りますね。最初は薄く塗ります。この後400番のヤスリで凸凹を削ってから再度ニスを塗るので1回目は薄く塗りでOK。因みに今回は台所用の棚を作っているので水分に強い油性ニスを選びました。理由は水性だと乾くのが早くて匂いもキツくないんですが、後から水滴で滲んだり溶けたりするのが嫌なので油性にしました。


端っこは刷毛の角と先端を使って塗ります。薄め液を入れているとニスが伸びるので塗りやすいです。


1回目はこんな感じ。8時間乾かしました。



次にヤスリ掛け。ドライバーとかトランプの箱にサンドペーパーを巻き付けて広い面を作り平衡というか均等に力が伝わるようにヤスリ掛けして行きます。手前の光が当たっている所に少し凹凸がるのが見えますでしょうか。こういう所を削っていく分けです。
ヤスリが当たった所が白くなっていますがこれでいいんです。あまり力を入れず表面をちょっとだけ削るイメージです。力をいれてゴシゴシやると最初に塗ったニスが全部取れてしまうので軽く擦ります。
ヤスリを掛けたら固く絞ったウエスで表面を拭きます。板と板の隙間のカスもしっかり取り除きます。
そして2回目のニスを塗ります。今度は塗り残しがないように1回目よりは濃く塗ります。光を当ててムラがないか確認しながら。こういうときにフェルトを貼っておくと動かしやすいんですよね。
2回目は仕上げなので端から端まで一気に塗ります。途中で刷毛を止めるとムラになってしまうのでストレートに塗りましょう。
いい感じで艶が出ました。後はまた8時間乾かして完成です。
完成&まとめ
やっと完成です。DIY2作品目。我ながら良くできた!!
窓が写り込むくらいに艶が出ていて満足です。
さっそく何か置いて見ましょう。隅っこに置いてたフルーツバスケットの定位置確保ですねw
据え付けの棚と高さがフラットに作れて良かったです。
でっぱりもなくて見た目スッキリ👍
完成まで時間が掛かってしまいましたが満足のいく結果でホントに良かった(自己満ですけど☺)。今回は室内で使うモノを作りましたが外のフェンスと違って小さいバリや色のムラが目立つなぁと思いました。次回はランドリーラックかTVボードを作ろうと思っているのでより細かく繊細に出来る様今回の経験を活かしたいと思います。
では次回もまたよろしくお願いします。
費用&工数