皆様こんにちは。
久しぶりのブログ更新となります。
コロナも少しだけ落ち着いてきたかなぁと思う今日この頃、ワクチンの2回接種も終わりました。しかし自粛生活はまだまだ継続しておく方がいいだろうということで家に居ながら楽しめる趣味を探していたところ、丁度良さげなのに出会いました👌
メルカリでグラキリスの種ゲット!!
それがこちらです。
植物の種。コーデックスと言われる今人気の塊根植物の種なんです。メルカリで買いました。(なんや小っさい箱で送られてきたなぁ…種なんで当たり前だけど…)
箱から袋を出してみて、はい"ジャン"
6粒のみ、これで1499円しました(1個250円)。種ごときに1個250円は高いよなぁと思いつつなぜこんなにしてしまうのかと言うと、この種グラキリスというコーデックスの中でも人気の種類なんです。種もほとんで売っていなくてずっとウォッチしてたんですが今回やっと手に入りました。
上手に育てることが出来ればこんな感じに成長するみたいなんですが、さすがに下の様な完成形になるまで何年と掛かるのであくまで育てる過程を楽しんでいこうという趣味の話ですね。
Youtubeでいろんな方のこのコーデックス育成動画を拝見していると凄く楽しそうに見えたんですよ。種から育てるところとか、発芽した後の水やり、室温の管理、光の当て方なんか奥が深そうで非常に興味が湧いた次第です。
それでは早速やっていきましょう。
種を蒔く前の準備
いろいろ買ってきました。
まずこれ。メネデール。植物活力剤で発根を促し元気な株に育ててくれるみたいです。いろんなYoutuberの方々が使っていたので参考にしました。価格もそんなに高くなくて買いやすい。
次にベンレート水和剤。殺菌作用があって植物の病気を予防するための効果があります。このベンレートもホームセンターで買えるんですが下のような小分けにしてあるのを買うと素人は扱いやすいと思います。もっと大きな容量の業務用的なのも売ってるんですが量が多すぎてそっちの方は使いづらいと思います。主にカビ対策用に使うためのものでいろんな薬剤が簡単に使えるように売ってるんですね。コーデックスの種子は発芽させるまでの間カビとかに凄く注意しないといけないので必要なものなんでしょう。


そして水の量を計るビーカー。これは500mlの容量ですが初心者にはあまり大きい量のものは必要ないと思って私は扱い易い500mlのを選んで買いました。
始めに用意するのはこれくらいでいいと思います。
それでは買ってきた薬剤を調合していきましょう。まずビーカーに500mlの水を汲みます。
次に植物活力剤のメネデールを必要量入れていきます。
キャップ1杯が1ℓ分なので半分の500mlに分けます。
これを先ほど汲んでおいた水に投入。これでメネデール100倍の希釈液を作ることができました。
さらにベンレートも投入します。こちらは1袋=1ℓ用に小分けしてあるので、500mlの水であれば袋半分を使います。
何か胃酸っぽい感じですかね。
これが種子をカビから守ってくれると思って大事に調合していきますよ。
箸でゆっくりとかき混ぜましょう(ピンセットないんかい(^-^;)
さて水を調合し終えたらいよいよグラキリスの種子を投入していきます。
6粒しかないですがバサッといれましょう、バサッと!!
乳白色の液体に種子達がプカプカ気持ちよさそうに浮いてますね(´ω`)
ここから24h放置します。どれくらい入れたままにするのかはそれぞれの生産者様によって違うと思いますが、私がメルカリで購入した出品者の方によると丸1日漬けておくのが良いそうです。いろんなYoutubeの動画を見ていると半日とか12hとか所説あって私は種子にたっぷり効果を吸収して欲しかったので丸1日放置することにしました。
腰水用の鉢を作成
種子を植える鉢を買おうか迷ったんですが、家に余っていた薄いプラ容器があったのでこれを加工して腰水管理できる鉢を作ることにしました。今から作る土の地層も外側から見てみたかったので丁度いいかなと思います。
加工すると言っても単純に排水されやすいよう千枚通しで底と蓋に穴を開けるだけ。
こんな感じでなるべく等感覚で穴を開けました。
蓋も蒸れてカビないよう通気性を良くするためにしっかり穴を開けました。
グラキリス育苗の土作り
さてさて今度は種を植え付けるための土を作っていきましょう。鉢と水はけを良くする鉢底石、土は家にあったものをリユースすることにしました。結構いろいろ細かく買っているとお金が掛かってくるので利用できそうなものはどんどん使っていきます。(中央に写っているケトルは最後にお湯をかけて土を殺菌しようと思って用意しましたが、薄いプラ鉢が熱で変形すると困るので今回はお湯を使わずに植えてみることにします)
ただこのバーミキュライトだけは新たに購入してきました。バーミキュライトは柔らかく保水性があり無菌状態なので育苗に適した土なんだそうです。パキポディウムグラキリスは種をまくときに土中ではなくて土の上にちょこんと置くだけなので発芽して根を張るのに丁度良い土だと思われます。
では早速土を作っていきます。まず鉢の下に水はけを良くする鉢底石を入れます。
その上に観葉植物用の土を入れます。
さらにその上に先ほどのバーミキュライトを被せます。触ってみると軽くてしっとりした感じですね。
育苗用の土が出来上がりました。横から見ると土の地層が出来ているのが分かります。
しかしまだこのままでは使えません。水をまんべんなくかけて細かい粉塵を流し切ってしまいます。種に埃がまとわりつくと病気の原因になりますからね。菌やカビ対策として種を植える前に出来ることをしっかりやっておくことにします。
さぁこれで土が完成しました。これからグラキリスの種を植え付けしていきます。
グラキリスの種の植え付け
いよいよ種を植え付けするところまできました。このとき種を薬剤に漬けてから24h経過しています。きっと種が十分に栄養を吸い込んでくれているでしょう。
種を取り出して優しくそっと土の上に置いていく。先ほど言いましたがグラキリスの種は土中に埋めるのではなく土の上に置くだけ。これで充分発芽するそうです。
ちょっと見えづらいかも知れませんが6粒の種を等間隔で土の上に置きました。無事発芽してくれるといいのですが…。
さて種が発芽するまでは菌やカビとの闘い!!最初に種を漬けておいた栄養剤を再活用します。余りをスプレーにいれて水やりの際に使うことにしました。
こんな感じで細かく殺菌剤と栄養が入った水をスプレーして発芽までをフォローします。もうこういうのが楽しいですね🎶頼むからカビないでくれよぉ~☺
あっそうそう。腰水するための鉢の受け皿にもたっぷり殺菌剤&栄養剤の水を入れておきましょう。とにかく発芽!!発芽最優先!!それまでは徹底的にやる👊※腰水とは土の下部を水に浸毛て底面から吸収させることを言います。
最後に穴あけの加工を施した蓋をして完成!!
種を植え付けた後の腰水管理の仕方
種を植え付けした後は直射日光が当たらない明るい場所に置いて管理していきます。腰水中なので水が少なくならないように注意しながら。
あ~なんかワクワクしてきた。種から植物を育てる経験がほとんどないのでホントに発芽してくれるのかまだ疑心暗鬼です。が結構楽しい作業でした。畑で作物を育てるのとはまた違った味わいがありますね。
今日は気候も良く柔らかい日差しが入ってきているのでもう少し明るい場所に移動させてみます。頼むぞぉ、ゆっくりじっくり育ってくれよぉww次回は発芽した様子を紹介できればいいと思いながら👋バイバイさよなら👋
掛かった費用の合計
今回掛かった費用はこれくらいでした💴