皆様こんにちは。
しばらく更新が途絶えていましたが、今日はパリー吉祥天のその後の様子をご紹介します。
今日は2023/3/4です。2021/10/9に種を蒔いたので実生を開始してから今日で511日目、約17カ月に突入してきました。
種を播種してから次の年の春に外の畑に苗を移しそこからは地植えで育てています。この畑は今まで茄子とかキュウリとか普通の野菜を植えていたのでアガベ用に少し改良を加えました。
さてその外で地植え中のパリーですが無事に冬を越せたようでホッとしました。トゲトゲも目立ってきていて赤く変色もしてきています。
私が住んでる東北地方南部の県では冬に最低気温が-10℃を下回ることもあります。なので畑全体をビニールで覆って保温措置を施し霜や雪から小苗達を守りました。
結果は良好でした。下はホリダペロテンシスの小苗でパリー程の耐寒性はないはずなんですがこの子達も無事にこの冬を越すことができていました。
冬の間形の良い一株だけを選別し室内で育ててみました。期間は3か月くらいで外で育てている苗よりも大きく形が綺麗に育っています。棘も赤みを増してきています。
7から8枚と葉の展開も早い。
横が大きい所で約11cm。
高さが4cmくらい。
室内なので風はほとんどありません。サーキュレーターもつけていませんでしたがそれほど高価じゃない植物育成ライトは日に5〜6時間当てていました。水は1週間に1度だけ、土が乾いていなければもっと期間をあけることもありました。室温は高いときで22〜24℃、湿度もそんなに高くなくて30〜50%くらいでしたがこの中で最も重要なのはやはり温度でしょう。アガベは25〜30℃が最も良く育つと言われています。冬でもその環境にいかに近づけることができるかを今回身を持って体験できました。
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